師門
しもん
名詞
標準
tutelage
文例 · 用例
時に理髪師門の孔からこの体たらくを覗きおり、道人の頭さえ打たば金に成ると早合点して、他日自ら馳走を用意し心当りの道人八人を招待して飲食せしめ、すでにおわって門戸を閉じ、いきなり上座の道人の頭を打つと、これはただの人間だから血出て席を汚し、余りに隅へ駆り入るるの急なるより糞を垂れた。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
師門の授受の如きに至りては、膠固より已に深し。
— 芥川龍之介 『文芸鑑賞講座』 青空文庫
こないだ、脇田一松斎を久々でおとずれた晩、旧師の口から、あのようないきさつで、師門に後あしで砂を掛けた、例の門倉平馬が、最近、三斎の子土部駿河守家中のために、剣をおしえているということを、聴かされたのを思い出したのだ。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
大久保さん、おたがいにしっかりしないと、薩摩も、長州も、岩倉三位に食われてしまいますぜ」 品川弥二郎は、はじめて会った岩倉三位に就いての印象を、大久保市蔵に向って右のように物語りつつ、やがて京の町に入り、薩州邸へと帰着するかと思うと、上京寺町通り裏、石薬師門外のあたりで二人の姿が消えました。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
あくまで師門に弟子入するような礼を執って、内匠頭は、慇懃に、指導を仰いだ。
— 吉川英治 『新編忠臣蔵』 青空文庫
「なんか、落としもんか?
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
「落としもんだよ」「コンタクト・レンズかなんか?
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
人は腹だというとばかにするが、なかなかどうして、こいつがもてあましもんなのだ。
— 西尾正 『放浪作家の冒険』 青空文庫
作例 · 標準
彼は十数年にわたり師門に留まり、師匠の厳しい指導のもとで修行に励んだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「師門の教えを汚すような真似だけは、決してするではないぞ」と強く戒められた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
独自の流派を立てるため、彼は長年世話になった師門を離れる決意を固めた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview