市門
しもん
名詞
標準
city gate
文例 · 用例
遂にわし達は市門を過ぎて其向うにある小山を上りはじめた。
— LA MORTE AMOUREUSE 『クラリモンド』 青空文庫
巴里の市門イヴリイをよろめき出してから三時間あまり、もうオオゼエル村のあたりまで来たのでもあろうかと、ふと何気なく巴里の方を振り返ると、ナント、エッフェル塔は三色旗をかかげて、まだほんの間近にそびえ立っているという有様。
— 合乗り乳母車 ――仏蘭西縦断の巻―― 『ノンシャラン道中記』 青空文庫
)1.市門の外なる泉の傍に一本の菩提樹が立つてゐる。
— 關口存男 『新獨逸語文法教程解説』 青空文庫
8.一群の勇敢な騎馬武者が市門から突出した。
— 關口存男 『新獨逸語文法教程解説』 青空文庫
頭上に吊り下っている街灯――立派な街になるほどますます明るく、悪い街になるほどますます薄暗く吊り下っている――の下を通って、また、灯火のついた店や、楽しげな群集や、灯光で装飾された珈琲店や、劇場の入口などの傍を通り過ぎて、市門の一つへと。
— 上巻 『二都物語』 青空文庫
ヴェルヌイユは巴里の市門から南八キロほどのところにある村の名で、ヴェルサイユ行の軽便鉄道に同名の駅がある。
— 久生十蘭 『青髯二百八十三人の妻』 青空文庫
巴里の地下鉄の第三番線は、西北の旧市門から出て中央の繁華街の地下を通り、東北の旧市門で終っている。
— 久生十蘭 『悪の花束』 青空文庫
二 巴里の北の町はずれ、ラ・ヴィエットの市門からプウル・ヌーヴのほうへ行く町角に、※にニスで「洪牙利亜兵」と書きつけた、安手な一品料理店がある。
— 久生十蘭 『犂氏の友情』 青空文庫
作例 · 標準
朝の訪れとともに市門が開かれ、荷を積んだ馬車が続々と街の中へ入ってきた。
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夕暮れ時に市門の前に立つと、帰路を急ぐ商人たちの喧騒が聞こえてくる。
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古い城郭都市の市門は、今では観光の名所として多くの人々が訪れている。
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