幻辞.com

雁行

がんこう
名詞動詞-サ変
1
標準
the flight formation of geese
文例 · 用例
訳詩を読む人々への注意は、第一に先づその訳者が、詩人として、文学者として、原作者と同等以上、もしくは同等、もしくは最悪の場合に於てすら、雁行する程度の才能を持つてゐるか否かを見るべきである。
萩原朔太郎 詩の翻訳について 青空文庫
それで扇の動き方でその日の暑さを知ったというのは、雁行の乱るるを見て伏兵を知った名将と同等以上であるのかもしれない。
寺田寅彦 さまよえるユダヤ人の手記より 青空文庫
怪の船は遂に我が弦月丸と雁行になつた。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
織部は今に織部流の茶道をも花道をも織部好みの建築や器物の意匠をも遺して居る人で、利休に雁行すべき侘道の大宗匠であり、利休より一段簡略な、侘に徹した人である。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
それやこれやの関係で、自然定基は匡衡に雁行する位置に立って居る。
幸田露伴 連環記 青空文庫
両機は一千|米の高度を保ちながら雁行していたが、箱根の上空にさしかかったところで、密雲のために視界を遮られたうえに、エアーポケットに入って機体が烈しい勢いで落下した。
田中貢太郎 空中に消えた兵曹 青空文庫
点々と、 団々と、 騒々と、 簇々と、 先駆し、雁行し、競走し、 密集し、乱擾し、軋轢し、潜航し、 跳躍し、 跳躍し、 跳躍し、跳躍し、跳躍し、 ああ、燦爛、冥々、燦爛、陰々たるオホーツク海一面の反射と影、影、影。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
主翁は書生の右側を雁行して歩いていた。
田中貢太郎 黄燈 青空文庫
作例 · 標準
空に雁行する鳥の群れは、秋の訪れを告げていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
編隊飛行する戦闘機が、見事な雁行を描いて通過した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は人生の困難な道のりを、仲間と雁行しながら進んでいった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
夕暮れの湖面を、雁行する水鳥たちが横切る。
幻辭AI · gemini-2.5-flash