渡り鳥
わたりどり
名詞頻度ランク #23068 · 青空 218 例
標準
migratory bird
文例 · 用例
小鳥来る音うれしさよ板庇 渡り鳥の帰って来る羽音を、炉辺に聴く情趣の侘しさは、西欧の抒情詩、特にロセッチなどに多く歌われているところであるが、日本の詩歌では珍しく、蕪村以外に全く見ないところである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
渡り鳥、まあ、例へば鶴などが飛んで行くとする。
— 太宰治 『津輕地方とチエホフ』 青空文庫
中の島の岸杭がちょっと虫ばんだように腐ったところへ渡り鳥のふんらしい斑がぽっつり光る。
— 岡本かの子 『巴里の秋』 青空文庫
どうです、今年の渡り鳥の景気は。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
一昨日の第二限ころなんか、なぜ燈台の灯を、規則以外に間〔一字分空白〕させるかって、あっちからもこっちからも、電話で故障が来ましたが、なあに、こっちがやるんぢゃなくて、渡り鳥どもが、まっ黒にかたまって、あかしの前を通るのですから仕方ありませんや。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
また、日本はその地理的の位置から自然にいろいろな渡り鳥の通路になっているので、これもこの国の季節的景観の多様性に寄与するところがはなはだ多い。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
渡り鳥のように四国の脊梁山脈を越えて南海の町々村々をおとずれて来る一隊の青年行商人は、みんな白がすりの着物の尻を端折った脚絆草鞋ばきのかいがいしい姿をしていた。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
一昨日の第二限ころなんか、なぜ燈台の灯を、規則以外に間〔一字分空白〕させるかって、あっちからもこっちからも、電話で故障が来ましたが、なあに、こっちがやるんじゃなくて、渡り鳥どもが、まっ黒にかたまって、あかしの前を通るのですから仕方ありませんや。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
作例 · 標準
秋になると、V字になって飛ぶ渡り鳥の群れが空を横切る。
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渡り鳥にとって、中継地の湿地は重要な休息場所となる。
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毎年、同じ時期にこの湖に渡り鳥がやってくる。
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ウィキペディア
渡り鳥(わたりどり)とは、食糧、環境、繁殖などの事情に応じて定期的に長い距離を移動(渡り)する鳥のこと。翻って、1年を通じて同一の地域やその周辺で繁殖も含めた生活を行う鳥を留鳥という。
出典: 渡り鳥 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0