早瀬
はやせ
名詞
標準
swift current
文例 · 用例
かれは意にもなく手近の小枝を折り、真紅の葉一つを摘みて流れに落とせば、早瀬これを浮かべて流れゆくをかれは静かにながめて次の橋の陰に隠るるを待つらんごとし。
— 国木田独歩 『わかれ』 青空文庫
しかし雲巌寺を出発してから行く途々、渓流に沿うて断岸の上から眼下を見れば、この渓流には瀑布もあれば、泡立ち流るる早瀬もあり、また物凄く渦巻く深淵などもあって、好奇に盥に乗って下ろうものなら、二人や三人土左衛門と改名したかも知れぬのだ。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
※|廓へ近き畦道も、右か左か白妙に、この間に早瀬|主税、お蔦とともに仮色使と行逢いつつ、登場。
— 泉鏡花 『湯島の境内』 青空文庫
※|往来のなきを幸に、人目を忍び彳みて、仮色使の退場する時、早瀬お蔦と立留る。
— 泉鏡花 『湯島の境内』 青空文庫
早瀬 どうかもしていようよ。
— 泉鏡花 『湯島の境内』 青空文庫
早瀬 済まないな、今更ながら。
— 泉鏡花 『湯島の境内』 青空文庫
)※|慥にここと見覚えの門の扉に立寄れば、(早瀬、引かれてあとずさりに、一脚のベンチに憩う。
— 泉鏡花 『湯島の境内』 青空文庫
早瀬 何、月夜がかい。
— 泉鏡花 『湯島の境内』 青空文庫
作例 · 標準
川の早瀬をカヌーで下るのは、スリル満点だった。
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釣り人が早瀬の流れの中に糸を垂らしていた。
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早瀬の音が心地よく響き、夏の暑さを忘れさせてくれる。
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