失業
しつぎょう
名詞頻度ランク #3446 · 青空 538 例
標準
unemployment
文例 · 用例
落ちのびた私たちも、留守の両君も、現在の失業者のなめるのと、同じ悩みを味つたのはいふ迄も無い。
— 葉山嘉樹 『遺言文学』 青空文庫
陳独秀が呉松路通インタナショナル理髪館で変装して上海の共同租界から各国兵の監視をくぐってオランダ船で逃れた当日は、彼は失業工人の一団を率いて特別戒厳令のなかに潜伏していた。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
4 夜のヴェールが剥がれて、灰色の壁にもたれて一夜を過した失業者が、赤と黒の市場の魚のように起きあがると、高楼にあらわれた三色旗の天気予報旗をものぐさそうに眺めた。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
この界隈の連合委員会の事業振興の決議案にもかかわらず、閑散とした取引市場をとりまいて、日一日と失業者と、彼らの飢えが生産余剰と反比例して街の広場に堆積して行った。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
そのつれあひのひとが、いかにも失業者らしくまづしい身なりをしてゐたと、輕侮のうす笑ひをさへまざまざ口角に浮べつつ話して聞かせた葉藏の兄へのこらへにこらへた鬱憤から、ことさらに誇張をまじへて美しく語つたのであつた。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
失業している人の奥さんに昇任の話なぞは禁物でしょう。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
社会的施設の知識についても、警察制度の発達や、交通機関の発達のため、追剥ぎ、辻斬り、水盃をして旅立ち等の悲惨事は絶無になりましたが、他方に失業問題や、階級闘争問題が起りまして、文化の余弊と言われております。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
ところが、又そういう時節が勿怪の幸いで、今日で申せば失業者の浪人達がいろいろの方面へ召し抱えられて、御扶持にあり付くことにもなりました。
— 岡本綺堂 『怪談一夜草紙』 青空文庫
作例 · 標準
「予期せぬ倒産により、何百人もの従業員が一夜にして失業の憂き目に遭った。」
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「失業している間は、これまでの貯金を切り崩して生活するしかない。」
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「長期にわたる失業は、人の精神的な健康にも大きな影響を与える。」
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標準
losing one's job
作例 · 標準
「不況の煽りを受けて失業したが、これを機に新しいスキルを身につけようと思う。」
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「彼は失業したことを家族に言い出せず、毎日スーツを着て家を出ている。」
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「失業して初めて、これまで当たり前だと思っていた給料のありがたみが分かった。」
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