空諦
くうたい
名詞
標準
truth of emptiness (holding that all things are void)
文例 · 用例
すると時計は、また美しくうたいだした。
— 新美南吉 『うた時計』 青空文庫
そうして、さっそくうたいだしましたが、そのこえのよさといったらありません。
— NATTERGALEN 『小夜啼鳥』 青空文庫
あなたのお身のまわりにかくれておりますわるいこと、よいこと、なにくれとなくうたいましょう。
— NATTERGALEN 『小夜啼鳥』 青空文庫
「お茶わかしさんがうたわないというなら、かってにさせたらいいでしょう、おもての鳥かごには、小夜鳴鳥がいて、よくうたいます。
— DEN FLYVENDE KOFFERT 『ひこうかばん』 青空文庫
磯の日細りて更くる夜半に岩打つ浪音ひとり高しかかれるとも船人は寝たり誰にか語らん旅のこころ 細く高い三人の肉声が、誰が始めたともなくうたい出した。
— 水上滝太郎 『九月一日』 青空文庫
その上歌劇「アイーダ」をよくうたいましたが、「アイーダ」を無暗に大きな声でうたいまくると咽喉をこわしてしまいます。
— 三浦環 『お蝶夫人』 青空文庫
元気よくうたい出しましたが、一人また一人と声が出なくなり、音楽がいつもなぐさめになるベスだけが、心こめてうたいました。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
でたらめのジョウより、 しゃぼん水のうたわたしのたらいの女王さま、わたしはたのしくうたいます。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫