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仰々しい

ぎょうぎょうしい
形容詞
1
標準
exaggerated
文例 · 用例
就任式の仰々しい行列は彼にいささか滑稽に思われたようであった。
寺田寅彦 レーリー卿(Lord Rayleigh) 青空文庫
元来当局者の騒ぎ方からして仰々しい
平出修 逆徒 青空文庫
私は物堅いのに少し驚ろいて、そして出しなに仰々しいとは思いながら、招待の紋服を着て来たことを、自分で手柄に思った。
岡本かの子 河明り 青空文庫
宗右衛門には久しぶりに来て見たこの仰々しい山門が、背景をなす寺の前庭の寂びを含んだ老松の枝の古色に何となくそぐはなく見えるのであつた。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
施薬をうけるものは、区役所、町村役場、警察の証明書をもって出頭すべし、施薬と見舞金十円はそれぞれ区役所、町村役場、警察の手を通じて手交するという煩雑な手続きを必要とした魂胆に就いては、しばらくおくとしても、あの仰々しい施薬広告はいったいなんとしたことか。
織田作之助 勧善懲悪 青空文庫
自分自身の失策に対する腹立たしさと、更に、その失策を誇張するかのような仰々しい彼らの騒ぎぶりと、また、自分の金銭に対する恬淡さを彼らが全然理解していないことに対する憤懣とで、すっかり機嫌を悪くしたまま、伯父はその家を出た。
中島敦 斗南先生 青空文庫
最前の若者が謝礼心でしたに相違ないことを無下に退けるのも仰々しい……といってこれは亦、何という念入りな計らい……年に似合わぬ不思議な気転……と思ううちに又しても異妖な前髪姿が、眼の前にチラ付いて来た。
夢野久作 斬られたさに 青空文庫
」滑稽なほど仰々しい仕草で、我々ひとりひとりに深々とお辞儀をし、そしてしっかりとした足取りで出て行った。
THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 蒼炎石 青空文庫
仰々しい(ぎょうぎょうしい) — 幻辞.com