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凡夫

ぼんぷ異読 ぼんぶ
名詞
1
標準
ordinary person
文例 · 用例
宝塔の如きに接した時は、邪気ある凡夫は、手足もすくんでそのまゝに踞んだ石猿に化らうかとした。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
凡夫の出る息入る息に係わりは無い。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
言出すまいとは思ったけれども、凡夫の浅間しさに、つい、酔った紛れに。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
それをふびんぢや気の毒ぢやと思召して、罪業の深い我々凡夫をお救ひ下さると云ふのが阿弥陀如来の本願ぢや。
平出修 夜烏 青空文庫
」「雨は、お誂にしと/\と降つてゐるし、眞個にそれが、凡夫の目に見えるのかね。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
」「ご串談ばかり、凡夫だから見えるんでさあね。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
――いえまだ、もつと凡夫なのは、近頃島が湧いた樣に開けました、疝氣稻荷樣近くの或工場へ用があつて、私の知り合が三人連れ圓タクで乘込んだのが、歸りがけに、洲崎橋の正面見當へ打突ると、……凡夫ですな。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
……偏に風を賞めるばかり、凡夫ですな。
泉鏡太郎 深川淺景 青空文庫
作例 · 標準
凡夫である私には、悟りの境地は遠い道のりのようだ。
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聖人のような行いはできないが、凡夫なりに精一杯生きたい。
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彼は自分を凡夫だと謙遜するが、その実、非凡な才能の持ち主だ。
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2
標準
unenlightened person
作例 · 標準
仏教の教えによれば、煩悩に囚われている状態が凡夫である。
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彼はまだ凡夫の身だが、いつか悟りを開きたいと願っている。
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凡夫の苦しみから解き放たれるために、修行の道を選んだ。
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