撥ね付ける
はねつける
動詞-一段動詞-他動詞
標準
to flatly refuse
文例 · 用例
……フーン……内地の官庁から朝鮮に這入って来たものは、いつもこの式で、書類でも人間でもピンピン撥ね付ける。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
人を撥ね付けるようなその遠方の建物を観察して、ブレイクは数ヶ月の間に奇妙な興味を募らせていった。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『闇をさまようもの』 青空文庫
一時は、もうすっかり世間の同情を失い、誰も縁談など持って来ないようになったのかとまで悲観していた彼女にして見れば、たとい望み薄な、アヤフヤなものであったにしても、これを頭から撥ね付けるようなことをしては、又世間の反感を買いはしないか、と云う危惧があった。
— 下巻 『細雪』 青空文庫
「いやだよ」ときつぱりはねつけるのである。
— 新美南吉 『耳』 青空文庫
」 前へ踏み出そうとすると、鬼の形相ではねつける。
— THE ADVENTURE OF THE DYING DETECTIVE 『瀕死の探偵』 青空文庫
間違えればマシンは、「ちがう」と十七歳のむかつき娘のようにはねつける。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
わたしが、はねつけると、今度は倭文子さんよ。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
井上金八と申します」 剣もほろろにはねつけるか、でなくばいたけだかになってどなりでもするかと思われたのが、じつに案外なことにも、いたって穏やかな調子ですらすらと申し立てましたものでしたから、名人の不審は急激に深まりました。
— 袈裟切り太夫 『右門捕物帖』 青空文庫
作例 · 標準
彼は私の申し出を、一言で冷たく撥ね付けた。
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彼女は怪しい勧誘を、きっぱりと撥ね付けた。
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どんなに懇願しても、彼は一切の妥協を撥ね付けた。
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