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頭巾

ずきん
名詞頻度ランク #31549 · 青空 1986
1
標準
headgear (esp. one made of cloth)
文例 · 用例
今の時代の子供たちは、もはや昔の子供のやうに、フアンタスチツクで荒唐無稽のお伽話――森の妖精の話や、魔法使の話や、赤頭巾の話や、鉛の兵隊の話や、親指太郎の話や、ピノチヨの話や、惡魔が人間に化けた話や――などを悦ばないといふのである。
萩原朔太郎 童話と教育について 青空文庫
画はやはり田舎の風景で、ゆるやかな流れの岸に水車小屋があって柳のような木の下に白い頭巾をかぶった女が家鴨に餌でもやっている。
寺田寅彦 森の絵 青空文庫
警報くらゐでは立ち上らぬのだが、高射砲が鳴り出すと、仕事をやめて、五歳の女の子に防空頭巾をかぶせ、これを抱きかかへて防空壕にはひる。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
大晦日の夜の十二時過ぎ、障子のあんまりひどく破れているのに気がついて、外套の頭巾をひっかぶり、皿一枚をさげて森川町へ五厘の糊を買いに行ったりした。
寺田寅彦 どんぐり 青空文庫
そんなおかしな服装をして」 四郎は赤い羽織に大黒さまのような頭巾を冠っていた。
岡本かの子 みちのく 青空文庫
赤い天鵞絨の頭巾をかぶったちひさな子が、毛布につつまれて窓の下の飴色の壁に上手にたてかけられ、まるで寢床に居るやうに、足をこっちにのばしてすやすやと睡ってゐます。
宮澤賢治 氷と後光 青空文庫
その人たちの頭巾やえり卷には氷がまっ白な毛のやうになって結晶してゐて、ちょっと見ると山羊の毛でも飾りつけてあるやうでした。
宮澤賢治 氷と後光 青空文庫
鶏の黒い尾を飾った頭巾をかぶり、あの昔からの赤い陣羽織を着た。
宮沢賢治 種山ヶ原 青空文庫
作例 · 標準
ずきんちゃんは、おばあさんのお見舞いに行くために深い森の中を歩いていった。
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昔の忍者は顔を隠すために、紺色の頭巾を深く被っていたと言い伝えられている。
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防災頭巾を被って避難訓練に参加し、いざという時の備えを親子で確認した。
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2
標準
tokin (headgear worn by yamabushi)
作例 · 標準
山伏が頭の上に乗せている小さな黒い頭巾は、拓巾(ときん)とも呼ばれる装束だ。
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修験道の儀式で、山を駆ける修験者たちの頭巾が風に激しく揺れていた。
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伝統的な祭りの装束を身にまとい、頭巾を正した姿は非常に厳かだった。
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