他国
たこく
名詞頻度ランク #6697 · 青空 1236 例
標準
foreign country
文例 · 用例
詩といふ文学は、その深い味を知れば知るほど、いよいよ他国語に翻訳できないことが解つて来るからである。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
東京訛が抜けなかったために「他国もんのべろしゃ/\」だと云っていじめられた。
— 寺田寅彦 『鷹を貰い損なった話』 青空文庫
交通の便利な今のわれわれにはちょっと想像し難いほどの長い留守を明けたものであるが、若い時から半分以上は他国を奔走してばかりいた父には五年くらいの留守は何でもないことであり、留守を守る祖母や母も当り前の事と思っていたものらしい。
— 寺田寅彦 『重兵衛さんの一家』 青空文庫
それで郷里に居た時には少しも珍しくもなんともなかったものが、郷里を離れて他国に移り住んでからはかえって最も珍しくなつかしいものになる。
— 寺田寅彦 『郷土的味覚』 青空文庫
このとんぼはその当時でも他処ではあまり見たことがなく、その後他国ではどこでも見なかった種類のものである。
— 寺田寅彦 『郷土的味覚』 青空文庫
で、機会のある毎に私達は、この勤労生活を善意に受けている可憐な人々に好意を見せ、かりにも他国人らしい警戒の素振りなど見せたことはありませんでした。
— 岡本かの子 『雪の日』 青空文庫
自然現象に関する言葉でさえ既にかようであるから、まして社会の特殊な現象に関する語は他国語に意味の上での厳密なる対当者を見出すことはできない。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
そうしてその新しい意味は自国民が有機的に創造したものではなくて、他国から機械的に輸入したものに過ぎないのである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
作例 · 標準
留学して他国で暮らすことで、自分の国の文化を客観的に見つめ直すことができた。
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日本の伝統文化が他国でどのように評価されているのか、非常に興味がある。
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輸出規制が強化されたことで、他国への製品出荷に遅れが生じている。
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標準
another province
作例 · 標準
「若いうちに他国を巡って、広い見聞を広めてきなさい」と祖父に言われた。
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江戸時代、武士が領地を離れて他国へ足を踏み入れるには厳しい関所を通る必要があった。
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他国の言葉や習慣に触れるたび、世界の広さを肌で感じる。
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標準
strange land
作例 · 標準
船が遭難し、ようやく辿り着いたのは地図にも載っていない未知の他国だった。
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彼は故郷を追われ、見知らぬ他国で名前を変えてひっそりと暮らしている。
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異国の地で病に倒れ、他国の土になることを覚悟した瞬間もあった。
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