弁当
べんとう
名詞頻度ランク #4102 · 青空 1915 例
標準
bento
文例 · 用例
折から畑に入るゝ肥料なるべし異様のかおり鼻を突きて静岡にて求めし弁当開ける人の胸悪くせしも可笑しかりける。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
それから、昼弁当の結飯をこしらえ、火に翳して、うす焦げにして置いて、小舎の傍から※って来た、一柄五葉の矢車草の濶葉に一つずつ包む。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
甲斐山岳会長若尾金造氏が待ち受けて、一とまず常磐町の同氏邸宅前まで、自動車で伴い行かれ、ここで弁当などを積み込み、大沢照貞氏と、田富小学校長|輿石正久氏が加わり、自動車で八ヶ岳の高原へと走らす。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
そして弁当箱を首に巻きつけて、一杯飲んで食うことを専門に考えながら、彼の長屋へ帰って行った。
— 葉山嘉樹 『セメント樽の中の手紙』 青空文庫
弁当も買えやしない。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
これなら金がかからないで、子等の弁当のお菜が取れる。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
柚木は過去にいろいろの家に仕事のために出入りして、醤油樽の黴臭い戸棚の隅に首を突込んで窮屈な仕事をしたことや、主婦や女中に昼の煮物を分けて貰って弁当を使ったことや、その頃は嫌だった事が今ではむしろなつかしく想い出される。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
お母さんは、曲げ物の二つの櫃と、達二の小さな弁当とを紙にくるんで、それをみんな一緒に大きな布の風呂敷に包み込みました。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
作例 · 標準
毎朝5時に起きて、高校生の息子のために栄養バランスを考えた弁当を手作りしている。
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桜の木の下にレジャーシートを広げ、デパ地下で買ってきた豪華な花見弁当をみんなでつついた。
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コンビニで温めてもらった唐揚げ弁当を、営業車のハンドルに寄りかかりながら急いでかきこんだ。
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