音楽学校
おんがくがっこう
名詞
標準
music school
文例 · 用例
「僕はそこの音楽学校にかれこれ八年います。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
いったい音楽学校にはいっているのかどうか、それさえはっきりしていないのです。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
あなたはまだごぞんじないかも知れないが明後日、馬場と僕と、それから馬場が音楽学校の或る先輩に紹介されて識った太宰治とかいうわかい作家と、三人であなたの下宿をたずねることになっているのですよ。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
一度音楽学校の音楽室で琴の弾奏を聞いたが遠くで琴が聞えるくらいの事で物にならぬ。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
あとで聞いたら、その独唱者は音楽学校の教師のP夫人で、故人と同じスカンジナビアの人だという縁故から特にこの日の挽歌を歌うために列席したのであったそうである。
— 寺田寅彦 『B教授の死』 青空文庫
ヘエエ……今年の春から先生の奥様にピアノを教えにお出でになっている音楽学校出の若いピアニストの方が、あの本を偶然に御覧になって、大変に珍しがって借りておいでになった。
— 夢野久作 『悪魔祈祷書』 青空文庫
そのころ音楽会と言えば、音楽学校の卒業式の演奏会が唯一の呼び物になったがこれは自分らには入場の自由が得られなかった。
— 寺田寅彦 『二十四年前』 青空文庫
上野の音楽学校で毎月開かれる明治音楽会の演奏会へ時々先生といっしょに出かけた。
— 寺田寅彦 『夏目漱石先生の追憶』 青空文庫