音大
おんだい
名詞頻度ランク #28602 · 青空 2 例
標準
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文例 · 用例
二十八 南無観世音大菩薩………助けさせたまえと、散策子は心の裏、陣備も身構もこれにて粉になる。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
へえ、そうですか、と観音経は、馬鹿にし切ったような顔で、そっぽを向いて相槌を打ち、何もかも観音のお力にきまっていますさ、と小声で呟き、殊勝げに瞑目して南無観世音大菩薩と称えれば、やあ、ぜにはあった!
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
失せにしものは此に見出され、求むるものは此に備はり、家|兵燹に焼かるる憂なく、愛する夫を戦場に死せしめず、和楽の和雅音大空に棚引いたり。
— 木下杢太郎 『南蛮寺門前』 青空文庫
夢寐に忘れぬ君王のいまはの御こと畏みて心を焦がし身をつくす暴露のつとめ幾とせか今|落葉の雨の音大樹ひとたび倒れなば漢室の運はたいかに。
— 土井晩翠 『天地有情』 青空文庫
帆村を案内しようという東京キネマの撮影所は、ちかごろトーキー用の防音大スタディオを建設したが、それが堤の上からよく見えた。
— 海野十三 『獏鸚』 青空文庫
葭戸はめぬ絶えずこぼれ居る水の音大正六年 某料亭にて。
— 高浜虚子 『五百句』 青空文庫
秋の灯に照らし出す仏皆|観世音大正六年十月十八日 観世音寺に詣づ。
— 高浜虚子 『五百句』 青空文庫
救世観音大菩薩、聖徳皇と示現して、多々のごとくすてずして、阿摩のごとくそひたまふ。
— 亀井勝一郎 『大和古寺風物誌』 青空文庫