光背
こうはい
名詞
標準
halo
文例 · 用例
光背の紋様、絡頸の星章なんど正しく聖母マリアの像なり。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
もう暗いので、朧に仏像の金色が見えただけ、木像、光背も木。
— 宮本百合子 『金色の秋の暮』 青空文庫
栄光は故なくして放たれたのではございません」 それには、折った右側の方に、一艘の埃及船が描かれ、左側には、六つの劃のどのなかにも、四角の光背をつけた博士自身が立っていて、側にある異様な死体を眺めている。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
「まったく怖ろしい黙示です」とさすがの法水も声を慄わせて、「四角の光背は、確か生存者の象徴でしたね。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
そうして、四角の光背と目前の死者との関係を、どういう意味でお考えになりますか?
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
しかし、そんなハム族の葬儀用記念物よりかも、もしその四角の光背と死者の船を、事実目撃した者があったとしたらどうなさいます?
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
黒い煤みたいなものなんだが、薬師三尊のうちの、月光の光背にだけ附いていたんだよ」と云ってから、「赤と赤、火と火!
— 小栗虫太郎 『後光殺人事件』 青空文庫
そして最後に、法水が月光の光背から採取した黒い煤様のものが、略々円形をなした鉄粉と松煙であると云う事――それは、鑑識課に依って明らかにされたのであった。
— 小栗虫太郎 『後光殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
仏像の背後には、美しい光背が施されている。
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彼女の周りには、まるで光背があるかのように輝いていた。
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夕日が沈む時、山に光背が差した。
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ウィキペディア
光背(こうはい)とは、仏像、仏画などの仏教美術や、キリスト教美術などにおいて、神仏や聖人の体から発せられる光明を視覚的に表現したものである。
出典: 光背 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0