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任地

にんち
名詞
1
標準
one's place of appointment
文例 · 用例
)、終列車にて父の任地なる旅順に赴いたのださうである。
――世の母びと達に捧ぐ―― 一つの境涯 青空文庫
東京の医師に診てもらうために出て来て私のうちで数日滞在してから、任地近くの海岸へしばらく療養に行っていたが、どうもはかばかしくないので、学校を休職して郷里の浜べに二年余り暮らした。
寺田寅彦 亮の追憶 青空文庫
そしてこれからはあなたの買物に行くときにはいつでも一しょに行ってあげますよ」 その秋に松崎は浦子を妻に貰って東北の任地へ立って行った。
岡本かの子 青空文庫
復一よりも単純な研究で定期間に済んだ同期生たちは半年前の秋に論文が通過して、試験所研究生終了の証書を貰ってそれぞれ約定済の任地へ就職して行った。
岡本かの子 金魚撩乱 青空文庫
」 その秋に松崎は浦子を妻に貰つて東北の任地へ立つて行つた。
岡本かの子 青空文庫
興世王もこれには憤然とせざるを得なかつたが、根が負け嫌ひの、恐ろしいところの有る人とて、それなら汝も勝手にしろ、乃公も勝手にするといつた調子なのだらう、官も任地も有つたものでは無い、ぶらりと武蔵を出て下総へ遊びに来て、将門の許に「居てやるんだぞぐらゐな居候」になつた。
幸田露伴 平将門 青空文庫
校長は可いけれど、私は何だか一所に居るのが嫌だから、金沢に残ることにして、旦那ばかり、任地へ行くようにという相談をしたが不可なくって、とうとう新潟くんだりまで、引張り出されたがね。
泉鏡花 化銀杏 青空文庫
任地に立つ前、子路は孔子の所に行き、「邑に壮士多くして治め難し」といわれる蒲の事情を述べて教を乞うた。
中島敦 弟子 青空文庫
作例 · 標準
彼は遠く離れた異国の地を任地として赴任した。
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新しい任地での生活は、期待と不安が入り混じっていた。
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長年の任地での功績が認められ、彼は本社の重要ポストに就いた。
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