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常習者

じょうしゅうしゃ
名詞
1
標準
habitual offender
文例 · 用例
こんな心持は馬鹿々々しいと申せば、それぎりだが、ある種の飲酒常習者には容易く心底から同感出来るであらう――この歎きこそ、正しく知る人ぞ知るに相違ない。
牧野信一 好日の記 青空文庫
飲酒常習者の白面は兎角はにかみ易いものであるが、こんな風に閑さへあればあちこちと歩きまはつてゐるうちに、次第にわたしは健康を取り戻し、漸く夕べの食膳なる一盞の液体に千金の価値を見出すに至つた。
牧野信一 或るハイカーの記 青空文庫
というのは、あの人と妾とが、こんな風に唐突に知りあうようになって、しかし互いの性質も境遇も知るまもなく、いきなり狂いじみた恋人同士になった過程について、世間の人は、この上なく妾たちを軽蔑し、それは、妾たちが、そうした不しだらな恋愛の常習者だからだときめてしまうにきまっていると思うからなんです。
平林初之輔 華やかな罪過 青空文庫
」「常習者にはさつぱり面白くもないが……」 青木はいひかけて、「何だ、厭にのろ/\とやつて来るぢやないか、おい、雪子!
牧野信一 ダイアナの馬 青空文庫
土人ながら親切な人格者で、州民の信望を一身にあつめていたのだが、これが後巴里で 〔L'Araigne'e〕 ――蜘蛛と綽名されて、名を聞いただけで巴里人を縮み上らせた天才的な、そして残虐な犯罪常習者となったのだ。
牧逸馬 ロウモン街の自殺ホテル 青空文庫
生命とりとめる見込といふ、執拗な自殺常習者に果せられた残酷な皮肉も、呪ひの如きものを満した草吉の心にとつては、当太郎の身に起つた事情ではなく、彼自らのことのやうに思はれてゐた。
坂口安吾 蒼茫夢 青空文庫
あの奴らは暗殺の常習者だから、胸のポケットに毒針まで隠してゐやがる」 中介は鉄のベッドに縋りついて、全身からの太息をもらした。
坂口安吾 朴水の婚礼 青空文庫
十年余の長い時間がありながら彼のやり方は如何にも露骨で不手際で、まつたく初犯の手口であり、犯罪の常習者、あるひは生来の犯罪者の手口ではなかつたのである。
坂口安吾 家康 青空文庫
作例 · 標準
警察は、常習者と思われる人物の監視を強化した。
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この種の軽犯罪の常習者が、地域社会にとって悩みの種となっている。
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「まさか、あの真面目そうな人が常習者だったなんて、信じられない!」
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