常習犯
じょうしゅうはん
名詞
標準
habitual criminal
文例 · 用例
「大人、露西亜人にやられただ」 支那人の呉清輝は、部屋の入口の天鵞絨のカーテンのかげから罪を犯した常習犯のように下卑た顔を深沢にむけてのぞかした。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
かれは通称を定蔵といって、先年大阪で入墨の上に重敲きの仕置をうけた者で、窃盗の常習犯人である。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
しかも彼は常習犯の入墨者であって故買犯の芳吉も彼から買い取ったと白状し、小間物屋の手代共も彼に相違ないと申立てているのであるから、吉五郎の弁解は到底聞きとどけられるはずがなかった。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
かれが常習犯の盗賊であるのと、その体格が逞しくみえたのとで、彼は一度に笞打と石抱きとの拷問を加えられたが、歯を食いしばり、口を閉じて、とうとう一言も白状しなかったので、その日はそのままで牢屋へ下げられた。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
成る程のう……しかしこれ位の鍵を一つ開ける位、窃盗常習犯にとっては何でもないじゃろう」 そう云って、今一度タメ息をしいしい一知青年をかえりみた。
— 夢野久作 『巡査辞職』 青空文庫
むしろ、石太郎みたいな屁の常習犯がいたために、こんななやみが残ったのだと思うと、かれがうらめしいのである。
— 新美南吉 『屁』 青空文庫
あそこにいる女、あれ常習犯で病院へ入れられとったのに、毎晩こっそり逃げ出して、商売しとってん。
— 織田作之助 『土曜夫人』 青空文庫
葬式があれば故人の知人を装うて葬儀場や告別式場に行き、良い加減な名刺一枚で、会葬御礼のパンや商品切手を貰う常習犯で、被害は数千円に達しているということだった。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
作例 · 標準
警察は、指紋から常習犯であることを特定した。
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盗難事件の犯人は、以前にも逮捕されたことのある常習犯だった。
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「え、またあの常習犯が捕まったの?懲りないね!」
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標準
recidivism
作例 · 標準
再犯率の高さは、常習犯(再犯)の多さを示唆している。
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刑務所を出所しても、社会復帰支援が不十分だと、常習犯(再犯)に陥りやすい。
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彼のケースは、常習犯(再犯)の複雑な要因を浮き彫りにした。
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