寮歌
りょうか
名詞
標準
dormitory song
文例 · 用例
鈴子は失われなかった」 と、思うと、鶴雄はうきうきとして、大声を張りあげて、「紅燃ゆる丘の花早緑におう岸の色都の花にうそぶけば月こそかかれ吉田山」 と、寮歌を歌い出した。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
手拭を腰に下げ、高い歯の下駄をはき、寮歌をうたいながら、浮かぬ顔をしていた。
— 織田作之助 『雨』 青空文庫
そのことを言うと、白崎は頭をかいて、「いやア、実は僕は元来歌というものが余り好きじゃないんですが、あの歌は僕の高等学校の寮歌だったもんですから、ついなつかしくって……」「あら、じゃ、学校は京都でしたの」「ええ、三高です」 と、いうと、なつかしそうに、「私、京都ですの。
— 織田作之助 『昨日・今日・明日』 青空文庫
時に静粛を破って寮歌をうたったりするが、それも三高生になれたという嬉しさの余りのけちな興奮だ。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
そこも三高生の寮歌がガンガンと鳴り響いていた。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
節は、その時その時に依つて変り、知る限りの唱歌、寮歌の節で口吟みます。
— 牧野信一 『僕の運動』 青空文庫
その寮歌集を読めば惹き付けられないわけには行かなかった。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
あの寮歌集の雰囲気こそ私の要求にぴったりとはまるものではないか。
— 倉田百三 『光り合ういのち』 青空文庫
作例 · 標準
卒業式が終わった後、かつての寮生たちが肩を組みながら懐かしい寮歌を声高らかに歌った。
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古びた大学の寮には、先輩から後輩へと何十年も歌い継がれてきた伝統的な寮歌がある。
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飲み会でお酒が入ると、彼は決まって学生時代に覚えた寮歌を上機嫌で口ずさむ。
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ウィキペディア
寮歌(りょうか)寮の歌。寮の住人が自ら歌うために作った歌。 旧制学校の寮の歌。特に、旧制高等学校などの学生寮の歌を指す。以下、詳述する。
出典: 寮歌 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0