御神火
ごじんか
名詞
標準
deified volcano or volcanic eruption
文例 · 用例
そういへばソレントオは熱海、ポジタノは舞鶴、またオの煙は大島の御神火に相応します。
— 木下杢太郎 『伊豆伊東』 青空文庫
島人の疲れいたはる御神火の恵みあふるる湯のけむりかもてんだ。
— 辻潤 『だだをこねる』 青空文庫
元村から御神火までは三十一丁位だとありましたが、本當は煙の噴いてゐるところまでは一里位はありませう。
— 林芙美子 『大島行』 青空文庫
ひどく孤獨さうな樣子でしたが、私は早足で御神火茶屋にかけ上りラクダを頼みました。
— 林芙美子 『大島行』 青空文庫
だが、一日か二日の旅だつたら、無理にでも、着いたらすぐ御神火を越して波浮へ出て泊りたいと思ふ位でした。
— 林芙美子 『大島行』 青空文庫
オヤ素通りか」「東京の客人は、宵越しの辨當を持つて山へ登るんだから、ガツチリしてゐるよ」 あんなザツパクな人情では、むしろ宵越しの辨當でも持つて御神火を越した方が、よつぽどケンメイだと思ひます。
— 林芙美子 『大島行』 青空文庫
ヴヱスビオの山の煙のやうに雄大でもないが、貧しいながらも、此岡田村から見る御神火は私の小ナポリです。
— 林芙美子 『大島行』 青空文庫
わたしゃ大島御神火そだちよ 初めの一句は調子外れで、後はどうにか歌ってのける。
— 豊島与志雄 『春』 青空文庫
作例 · 標準
三宅島の御神火は、島民にとって信仰の対象だった。
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御神火が噴き上がると、村人たちは祈りを捧げた。
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富士山は古くから御神火として崇められてきた。
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