学問所
がくもんじょ
名詞
標準
place of study
文例 · 用例
二日、癸酉、昵近の祗候人の中、芸能の輩を撰びて結番せらる、学問所番と号す、各当番の日は、御学問所を去らず参候せしめ、面々に時の御要に随ふ、又和漢の古事を語り申す可きの由と云々。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
別家のようで且つ学問所、家厳はこれに桐楊塾と題したのである。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
しかも御衣勝の着痩はしたが、玉の膚豊かにして、汗は紅の露となろう、宜なる哉、楊家の女、牛込南町における河野家の学問所、桐楊塾の楊の字は、菅子あって、択ばれたものかも知れぬ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
履歴を訊せば、藩の学問所の学頭をした人の嗣で、県政の布かれてからは長らく漢学の私塾を開いてゐたとかいふ事である。
— 石川啄木 『道』 青空文庫
僕は藩の学問所の址に出来た学校に通うことになった。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
今年の正月から清武村|字中野に藩の学問所が立つことになって、工事の最中である。
— 森鴎外 『安井夫人』 青空文庫
十月に学問所の明教堂が落成して、安井家の祝筵に親戚故旧が寄り集まったときには、美しくて、しかもきっぱりした若夫人の前に、客の頭が自然に下がった。
— 森鴎外 『安井夫人』 青空文庫
夜も昼もおかわいがりにばかりなって、いつまでも幼児であるように宮はお扱いになるのであったから、そこでは勉学ができないであろうと源氏が認めて、学問所を別にして若君を入れたわけである。
— 乙女 『源氏物語』 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代、各藩は優秀な人材を育成するために独自の学問所を設立した。
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昌平坂学問所は、江戸幕府が直轄する教育機関として重要な役割を担った。
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古文書を読み解くと、当時の学問所での厳格な日課や生活の様子が浮かび上がってくる。
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ウィキペディア
学問所(がくもんじょ)とは、中世・近世における教育機関の名称の1つ。
出典: 学問所 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0