震動
しんどう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
shock
文例 · 用例
『何をする、賣女』芳の眼色は、急に變つて體躯が震動へた。
— 萩原朔太郎 『二十三夜』 青空文庫
腰に括ってある紫の風呂敷が、揺れると、強烈な色彩の波動が、流水の震動と一つになって、寂しい谷が、ぱっとなる。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
初冬の山と幾分か軽く視て、雪中の登山服装というほどの準備もしていなかったため、幾重の衣も徹されて、腹から股にかけ、薊で撫で廻されるような疼痛を感じ初めた、唇はピリッとして、亀裂するかと惑われ、その寒さにわなわなと骨髄から震動した。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
又五分位すると不意に思出したやうに一陣の風がどうつと吹きつけてしばらくは家鳴り震動する、又ぴつたりと止む。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
これで見ても、そうこの建物の震動は激烈なものでなかったことがわかる。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
震動が衰えてから外の様子を見に出ようと思ったが喫茶店のボーイも一人残らず出てしまって誰も居ないので勘定をすることが出来ない。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
また五分くらいすると不意に思い出したように一陣の風がどうっと吹きつけてしばらくは家鳴り震動する、またぴたりと止む、するとまた雨の音と川瀬のせせらぎとが新たな感覚をもって枕に迫って来る。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
地震計の震動体にメルデ実験に相当する作用のあるのが見逃されているのに気付いて、これを無くする考案をしたりした。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
作例 · 標準
爆発による震動で、窓ガラスが割れた。
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大きなトラックが通るたびに、家全体に軽い震動が伝わる。
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彼の突然の引退のニュースは、芸能界に大きな震動を与えた。
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