自流
じりゅう
名詞
標準
school one belongs to
文例 · 用例
能楽の家元はそれぞれ自流所属の舞台、楽屋、住宅を持ち、自流の能の演出、発表に必要な舞い手、又は謡い手として必要な内弟子を養っている。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
理想を云えば、助演者や、囃方、狂言方までも自流専属のものを養って、自流の主張と調和させ、演出を徹底せしむべく教養したいのであるが、これは色々な関係から中々実現し難い事情に在る。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
だから現在では何流の家元でも自流の内弟子だけしか養成していない。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
又家元は自流の舞台で毎月、又は年に何回の能を催し入場料を取る。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
又、自流の名を冠した会を起し、会費を取り、いろいろの催しや、刊行物なぞを出しているのもある。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
又、家元は自流に属する謡本や、その他、能楽関係の書類の刊行権、又は版権を持っていて、重要な収入として取扱っている。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
元来能楽の家元というものは、政治や何かの方で云う大統領とか、首相とか、親分なぞいう実世間的な仕事をするものと違って、自流の芸術的主張を維持し研成する任務を持っている、芸術本位の世界の中心人物である。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
家元が自身鍛練した芸風によって、自流の世界を統一薫化すると同時に、他流の世界と闘って自流の流是を貫いて行かねばならぬ。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
作例 · 標準
彼は武道の流派において、独自の自流を確立しようとしている。
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この学校は、古くから伝わる自流の教育方針を守り続けている。
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「私の描く絵は、師匠の教えと、私自身の自流が融合したものだ」と、画家は語った。
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標準
one's own unique way
作例 · 標準
仕事の進め方は人それぞれだが、彼は自分の自流を貫いている。
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音楽のスタイルは多様だが、彼女は誰にも真似できない自流を追求する。
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「型にとらわれず、自分の自流で物事を成し遂げることが大切だ」と、先輩はアドバイスしてくれた。
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標準
natural flow (of a river)
作例 · 標準
川の自流に任せてカヌーを漕いでいると、心地よい疲労感が心地よかった。
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この地域は、豊かな水利に恵まれ、川の自流が農業を支えている。
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「自然の自流を活かした治水対策が、今、求められている」と、専門家は提言した。
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