我流
がりゅう
名詞名詞-の形容詞頻度ランク #41744 · 青空 80 例
標準
self-taught method
文例 · 用例
ポオも、ニイチェも、ショーペンハウエルも、僕はすべて我流の仕方で、神經生理學的に讀むのであり、さうでない限り、僕に讀書の興味はないのであるが、ドストイェフスキイの場合は、僕との氣質的類似の機縁で、特にそれがはつきりして居た。
— 萩原朔太郎 『初めてドストイェフスキイを讀んだ頃』 青空文庫
眞實の事を云へば、我流で碁が強くなる事は甚だ望の少い事で、卓絶した棊客に頼つて學んだ方が速に上達すると同じく、世間で自力のみで新しい自己を造つて年々歳々に進歩して行く人は非常に少く、矢張り他力に頼つて、そして進歩して行く人の方が多いので有る。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
俳諧なぞも芭蕉以後のイヤにショボたれたやうなのは嫌ひで、宗因風の所謂檀林がゝつたのを、我流でホンのよみすてに吟出するに止まつたから、永機なぞと知合つたにもかゝはらず、俳諧もおもちやにするに過ぎなかつた。
— 幸田露伴 『淡島寒月氏』 青空文庫
坂田は無学文盲、棋譜も読めず、封じ手の字も書けず、師匠もなく、我流の一流をあみ出して、型に捉えられぬ関西将棋の中でも最も型破りの「坂田将棋」は天衣無縫の棋風として一世を風靡し、一時は大阪名人と自称したが、晩年は不遇であった。
— 織田作之助 『可能性の文学』 青空文庫
近代将棋の合理的な理論よりも我流の融通無碍を信じ、それに頼り、それに憑かれるより外に自分を生かす道を知らなかった人の業のあらわれである。
— 織田作之助 『勝負師』 青空文庫
某誌の註文通りにしますと筋がどうしても気持ちよく運びませぬので、やっぱり我流かも知れませぬがモトの構成に立帰って来るのです。
— 夢野久作 『スランプ』 青空文庫
お能の時など吾も吾もと張上げて、地頭の謡を我流でマゼ返すので百姓一揆みたいな地謡になっちまう。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
自然、自分の才能、個性だけを頼りにし、その独自の道を一筋に貫いて、船の舳をもつてぐるりとひつくり返すやうな我流の将棋をつくるやうになつた。
— 織田作之助 『聴雨』 青空文庫
作例 · 標準
ギターは独学で始めたから、弾き方も我流だよ。変な癖がついたかも。
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彼女の料理は、レシピを見ずに我流でアレンジするのが得意だ。
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「この絵のタッチ、独特でいいね!」「ありがとう、これ全部我流なんだ。」
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彼はビジネスのやり方も、教科書通りではなく我流を貫いている。
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