突き合う
つきあう
動詞-五段-ウ行頻度ランク #44035 · 青空 24 例
標準
to poke each other
文例 · 用例
柿崎隊と典厩隊との白兵戦は川中島の静寂を破り、突き合う槍の響き、切り結ぶ太刀の音凄じく、剣槍の閃きが悽愴を極めた。
— 菊池寛 『川中島合戦』 青空文庫
踊を見ながら輪の周圍に立つて居る村落の女等は手と手を突き合うて勘次の容子を見てはくすくすと竊に冷笑を浴せ掛けるのであつた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
源氏の桐壺には女房がおおぜいいたから、主人が暁に帰った音に目をさました女もあるが、忍び歩きに好意を持たないで、「いつもいつも、まあよくも続くものですね」 という意味を仲間で肱や手を突き合うことで言って、寝入ったふうを装うていた。
— 花宴 『源氏物語』 青空文庫
ひっ附いていると突き合うくせに放れると心配になる久慈の善良な明るさが、だんだん自分のために湿ってゆく懼れも矢代は考え、どこへ流れてゆくか計られぬ彼の身を再び手もと近くに呼び戻したくなるのだった。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
末流が、そういうふうに角突き合うのみならず、当の日蓮上人が、法然上人と、その仏念に対する義憤と、憎悪とは、あなたも十分に御存じのことと思います。
— Ocean の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
大勢が旋風になって戦うなかでは、突き合うよりは、撲り合うのだった。
— 第一分冊 『新書太閤記』 青空文庫
」「マリ、お前こん夜俺につきあうか。
— 吉行エイスケ 『スポールティフな娼婦』 青空文庫
あんなものとつきあうのはよせと何べんもおれが云ったじゃないか。
— 宮沢賢治 『楢ノ木大学士の野宿』 青空文庫
作例 · 標準
二人の犬がじゃれ合って鼻を突き合った。
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狭いエレベーターの中で、何度も肩が突き合った。
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酔っぱらった二人が冗談で肘を突き合った。
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