密漁
みつりょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
poaching (fish or seafood)
文例 · 用例
此處での高瀬貝採取權を獨占してゐる南洋貿易會社からの頼みで、密漁者を取締るのが目的なのだといふ。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
此処での高瀬貝採取権を独占している南洋貿易会社からの頼みで、密漁者を取締るのが目的なのだという。
— ――ミクロネシヤ巡島記抄―― 『環礁』 青空文庫
それは、この前の、鮭の密漁をした時、皆が二ヶ月も三ヶ月も魚を食へもせずに、モグ/\やつてゐたとき、源吉はそんなのにお構ひなしにさつさと自分でやつてのけた、それと同じだつた。
— 小林多喜二 『防雪林』 青空文庫
」或筋から内命が下だつて、露領の沿海州まで、日本ではまだ本當にやつてゐない遠洋漁業の組織で密漁船を出す計畫を、自分が仲間に這入つてやりかけたこと。
— 斷橋 『泡鳴五部作』 青空文庫
密漁と云つても、軍艦が保護して呉れると同時に、その獲物は直ぐ軍艦の食糧に買ひあげられる筈になつてゐたこと。
— 斷橋 『泡鳴五部作』 青空文庫
さるにても近頃の多摩川漁夫、或は密漁を企て、生洲飼いをなし、客を見て獲物の多寡を加減するなぞ、江戸ッ児には癪にさわることばかり、これでは折角の鮎が估券を堕しはせぬかと、そんじょそこらの兄哥がいい心配をしておる。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
それから第二に手を焼いたのは、その密漁手段の巧妙なことだ。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
速力十六|節という優秀な密漁船の追跡用だったが、まだ乗組員も何も定まっていなかった。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
作例 · 標準
深夜にダイビング機材を使ってアワビを密漁していた男らが逮捕された。
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密漁によって漁業資源が枯渇することを、地元の漁師たちは恐れている。
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看板には「密漁禁止。発見次第、警察に通報します」と大きく書かれていた。
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