売れ残り
うれのこり
名詞頻度ランク #34924 · 青空 46 例
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文例 · 用例
絵葉書屋へはいったら一面に散らした新年のカードの中には売れ残りのクリスマスカードもあった。
— 寺田寅彦 『まじょりか皿』 青空文庫
売れ残りの扇子を問屋にかえしに行くと、季節も変ったし、|日めくりをやってはとすゝめられたが、断った。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
婚礼の日は節分だったから、つまり一日延ばして売れ残りの安鰯で行事をすませた訳だ。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
煙草を喫いながらわたくしと雛妓との対談を食卓越しに微笑して傍観していた逸作は、こう言われて、「このお嬢さんは、売れ残りのうちの姐さんのためにだいぶ斡旋するね」 と言葉で逃げたが、雛妓はなかなか許さなかった。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
婆は察して、売れ残りの芸者ひとりを呼んで、あれは素性の悪い大馬鹿の客だけれども、お金はまだいくらか持っているようだから、大晦日の少しは稼ぎになるだろう、せいぜいおだててやるんだね、と小声で言いふくめて、その不細工の芸者を客の座敷に突き出した。
— 太宰治 『新釈諸国噺』 青空文庫
さうして、この辺のさかなやは、その日にとれたさかなばかりを売り歩いて、前日の売れ残りは一さい取扱はないやうである。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
そして下大和橋のたもとの、落ちこんだように軒の低い小さな家では三色ういろを売っていて、その向いの蒲鉾屋では、売れ残りの白い半平が水に浮いていた。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
それを見ると急に私も欲しくなったのでまた引返して、売れ残りの鞄の一つをどうにか探し出した。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
spinster
作例 · 標準
例句