秋分
しゅうぶん
名詞
標準
autumnal equinox
文例 · 用例
(明治四十一年九月二十五日『東京朝日新聞』) 五 秋分 昨日まで北半球の上に照っていた太陽がまさに南半球へ越えんとして丁度赤道の真上に来る日である。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
昔エジプトの天文学者は地上に環を立てて北極星に面せしめて置き、環の影が丁度一直線になる日を見て春分秋分を定め、これを基として暦を定めたという事で、その時の環が今日でもアレキサンドリアの博物館に保存してある。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
ずっと昔十二宮を定めた頃には秋分の日地球から太陽を望むとほぼ天秤星座に当ったので秋分をもって太陽天秤宮に入ると云っていたが、今から二千年前ギリシアのヒッパーカスは昼夜平分の日に太陽が天球の上に見える位置すなわち秋分点は少しずつ西の方へ変って行くという事を発見した。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
今日では秋分の太陽は処女宮の西のはずれに近い処まで動いて来た、従ってもとは同名の星座に配してあった十二宮は同名の星座と合わなくなって来たのである。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
秋分点あるいは春分点が天を一廻りして旧位に帰るまでには二万五、六千年の星霜を経ねばならぬ。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
その年の秋分の嵐は長々と荒れ狂った。
— THE FIVE ORANGE PIPS 『橙の種五粒』 青空文庫
「木犀に萩にすすきに葛、いろいろの花が咲き出しました」「いろいろの花が咲き出しました」「霧にとんぼに稲刈りに、面白い時令となりました」「面白い時令となりました」「二百十日に二百二十日、白露に彼岸の秋分に、不動様のお開帳も近づきました」「みんなみんな結構で」「ホ、ホ、ホ、ホ、おかしなお方!
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
一年じゅうで一ばんよい時候、春と秋との皇霊祭(春分の日・秋分の日)を彼岸の中日として、その前後三日の間、合わせて七日間を彼岸と名づけておりますが、世間では、時候のよい、暮らしよい時が彼岸だと考えています。
— 高神覚昇 『般若心経講義』 青空文庫
作例 · 標準
秋分の日を境に夜の時間が長くなり、少しずつ冬の足音が聞こえ始める。
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二十四節気の一つである秋分は、太陽が真東から昇り真西に沈む日である。
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秋分の頃になると、田んぼのあぜ道には真っ赤な彼岸花が咲き誇る。
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