温灸
おんきゅう
名詞
標準
moxa cautery
文例 · 用例
十三時間温泉にいるんですよ」 温灸という言葉ならあるが、温泉灸療法とは変な言葉だと、われながら噴きだしたくなるのをこらえこらえ、おごそかに言い渡したものだ。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
私は温灸のせいかも知れないと考えた。
— 坂口安吾 『わが精神の周囲』 青空文庫
この温灸は伊東へついた翌日、尾崎士郎の奥さんが教えてくれたのである。
— 坂口安吾 『わが精神の周囲』 青空文庫
頭の疲れがとれて、よく眠れるんだ」 今にして思えば、それがつまり温灸であった。
— 坂口安吾 『わが精神の周囲』 青空文庫
私はお灸と温灸の区別どころか、お灸そのものすらも、当時は知らなかったのである。
— 坂口安吾 『わが精神の周囲』 青空文庫
私はさッそく、その翌日から、この温灸を試みた。
— 坂口安吾 『わが精神の周囲』 青空文庫
私の温灸をやれば、一週間で治る。
— 坂口安吾 『わが精神の周囲』 青空文庫
こゝへ当てる」 と、温灸の場所を弟子に指図した。
— 坂口安吾 『わが精神の周囲』 青空文庫