鍼灸
しんきゅう
名詞
標準
acupuncture and moxibustion
文例 · 用例
その後にまた麻布の伊藤泰丸氏から手紙をよこされて、前記原氏のほかに後藤道雄、青地正皓、相原千里等の各医学博士の鍼灸に関する研究のある事を示教され、なお中川清三著「お灸の常識」という書物を寄贈された、ここに追記して大泉氏ならびに伊藤氏に感謝の意を表したいと思う。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
高崎中学を終えてから、各地の医専の入学試験を受けている最中、リョウマチにかゝり、少青年期の大事な部分を実家で療養に暮すうち中学生上りともつかず田舎紳士ともつかない鵺の青年になったらしい弟は、せめて生活の業にもと近頃では鍼灸師の資格試験の準備中なのでありました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
「今更、鍼灸師なんかになり度くはありませんが――」 弟はわたくしの術に釣られて、まず自分自身の遺憾を先に洩し、家族の一人をこういう風な目に会しもする先生並にこの家自体の矛盾に就て恨みや歎きの口振りも混ぜて、実家のことを次のように語り出しました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
そしてその子供が私たちを送り出した弟に向って「おとっちゃん」と呼びかけましたところを見ると、この弟は既に妻子を持ちながら姉に鍼灸師受験準備を貢いで貰っていたのでしょうか。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
此地方で――どこでも――多いのは焼芋屋、そして鍼灸治療院。
— 種田山頭火 『行乞記』 青空文庫
「余家旧蔵北宋槧本明堂鍼灸経。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
それゆゑ当時最古の刊本として明堂鍼灸経を推したのであらう。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
明堂鍼灸経とはいかなる書か。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
作例 · 標準
肩こりがひどかったので、初めて鍼灸院に行ってみた。
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東洋医学では、鍼灸が様々な病気の治療に用いられる。
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友人は、腰痛の緩和のために定期的に鍼灸を受けている。
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ウィキペディア
鍼灸(しんきゅう)とは、身体に鍼や灸を用いた刺激を与えることで、多様な疾病への治療的な介入や健康増進を目的とする民間療法である。中国医学系伝統医学で用いられる治療法の一つで、補完・代替医療とみなされることもある。諸子百家の時代の文献に鍼灸治療が見られる。理論が体系化されたのは、戦国から後漢(B.C.5世紀〜A.D.3世紀)にかけてであり、最初の理論体系として後漢末(200年前後)に成立した『黄帝内経』(生理学ないし一般病理学についての『素問』と鍼灸理論が扱われた『霊枢』)と『黄帝八十八難経』(『難経』)がある。鍼灸は日常会話や慣用読みとして「はりきゅう」と読まれることも一般的である。
出典: 鍼灸 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0