呪言
じゅごん異読 じゅげん
名詞
標準
spell
文例 · 用例
その呪言は、〈我諸竜王を慈しむ、天上および世間、わが慈心を以て、諸|恚毒を滅し得、我|智慧を以て取り、これを用いこの毒を殺す、味毒無味毒、滅され地に入りて去る〉、仏曰く、この呪もて自ら護る者は、毒蛇に傷殺されずと。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
トダ人蛇咬を療するに、女の髪を捻り合せて、創の近処三所括り呪言を称う(リヴァルス著『トダ人篇』)。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
蛇を見付けた処から、少しも身動きせざらしむる呪言は「汝を造れる上帝を援いてわれ汝に、汝の機嫌が向おうが向くまいが、今汝が居る処に永く留まれと命じ、兼ねて上帝が汝を詛いしところのものを以て汝を詛う」というのだ(チャムバースの『ブック・オブ・デイス』一巻一二九頁)。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
また身その分にあらざるに、暴力や呪言もてかかる財を取った者は、必ず後嗣|亡しと(同氏の『グジャラット民俗記』一四〇頁)。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
レオ・アフリカヌスはアフリカのセネガ人馬を得れば塗香の呪言|誦しながらその馬の全身に塗ると書いた。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
処へ二児の養育者ヴァルミキ仙来って、惻隠の情に堪えず、呪言を唱えてことごとく蘇生せしむ。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
勢力強大にして天威を怖れず、また天上に昇って天女を犯さんと望み、押し強くも帝釈宮の門まで往ったが堅く闔ざされてヤモリが一疋番しおり、この金剛石門は秘密の呪言で閉じられいるから入る事は叶わぬと語る。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
因って次の呪言を唱えるとハブ必ず逃げ去る。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
その戦士は、敵の動きを封じるために短い呪言を口にした。
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放たれた呪言は目に見えない矢となり、相手の精神を蝕んでいく。
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古の賢者が残した石碑には、世界を再生させるための呪言が刻まれていた。
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