呪禁
じゅごん
名詞
標準
vanquishing monsters, spirits, etc. with charms
文例 · 用例
講習所の娘たちの間に、これを読んで、「丹花の呪禁」だといつて、活け剰りの花を口に銜へ、腰に手を当てゝ、映画に出て来るジヨルヂユ・サンドのやうな気取つた恰好で濶歩するのが一時流行つて、やがて廃れたが――。
— 岡本かの子 『花は勁し』 青空文庫
ああ、そうね、あなたがなすっては御身分がら……お待ちなさいよ、おつな呪禁がありますから。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
とんと打入れる発奮をくッて、腰も据らず、仰向に引くりかえることがある、ええだらしがない、尻から焼火箸を刺通して、畳の縁に突立ててやろう、転ばない呪禁にと、陰では口汚く詈られて、帰ると耳を引張って掌で横すっぽう。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
へい鼬が鳴いてもお呪禁に、柄杓で三杯流すんですから、おかみさん、さっさと塩花をお撒きなさいまし。
— 泉鏡花 『式部小路』 青空文庫
今日でも東京のまん中で、こんな非科学的のお呪禁めいたことが流行するかと思うと、すこぶる不思議にも感じられるのであるが、文明国と称する欧米諸国にも迷信はある。
— 岡本綺堂 『廿九日の牡丹餅』 青空文庫
そういうことのない呪禁に、きょうは黄粉の牡丹餅を食ったのであるが、その効のなかったのを人びとは嘆いた。
— 岡本綺堂 『廿九日の牡丹餅』 青空文庫
ほんの呪禁ひと言ですよ。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
例の呪禁のかかつたところを通りかかると、つい歯の間からと呟やかずにはゐられなかつた。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
作例 · 標準
呪禁師たちは、邪悪な霊を退散させるために秘められた儀式を行った。
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古代の宮廷には、病気や災いから人々を守るための呪禁の官職があった。
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彼は呪禁の法を用いて、村を襲う原因不明の病の正体を突き止めた。
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ウィキペディア
呪禁(じゅごん)は、道教に由来する術(道術)で、呪文や太刀・杖刀を用いて邪気・獣類を制圧して害を退けるものである。
出典: 呪禁 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0