他害
たがい
名詞動詞-サ変頻度ランク #30061 · 青空 1 例
標準
harming others
文例 · 用例
私はこの苦心の標品が、火災により焼失したり、また鼠その他害虫等により破損することを恐れている。
— 第一部 牧野富太郎自叙伝 『牧野富太郎自叙伝』 青空文庫
すでに害を蒙っているものは何万をもって数うるほどで、その田畑の町歩というものは二郡二十八カ村で千七百何町歩、これは直接の被害で、その他害の及んだところは尨大なるにもかかわらず、この重大なる害を安寧を害すと認めない。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
夜中雨が降って翌朝は少し小降りにはなったがいつ止むとも見えない。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
「じいさん、うら腹が減ったがいの。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
「うらあ腹が減ったがいの。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
混成酒ばかり飲みます、この不愉快な東京にいなければならぬ不幸な運命のおたがいに取りては、ホールほどうれしい所はないのである。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
「そうですとも、考えがあるなら言ったがいいじゃアないか、加藤さん早く言いたまえ、中倉先生の御意に逆ろうては万事休すだ。
— 国木田独歩 『号外』 青空文庫
今は雨も止んでいるのに、かれはどうして湿れて来たのかと、お徳のうたがいは一層強くなった。
— むらさき鯉 『半七捕物帳』 青空文庫