通りかかる
とおりかかる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
to happen to pass by
文例 · 用例
日曜に村の煮売屋などの二階から、大勢兵隊が赤い顔を出して、近辺の娘でも下を通りかかると、好的好的などと冷かしたり、グズグズに酔って二、三人も手を引き合うて狭い田舎道を傍若無人に歩いたりするのが、非常に不愉快な感じを起させた。
— 寺田寅彦 『枯菊の影』 青空文庫
さすがそこは芝居であるからこのミルクホールの店先を肝心の夕刊嬢が丁度そのときまるで打合せておいたように通りかかる。
— 寺田寅彦 『初冬の日記から』 青空文庫
(F・O)其の夜の柳島妙見―― =(F・I)柳島の妙見の附近 嘉助老人と雪枝が物蔭で仲蔵の通りかかるのを待って居る。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
ある時、近所のものが通りかかると、岸の浅いところに女の派手な帯が長く尾をひいて、まん中の水の方まで流れているのを発見した。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
しかし私はこの山径を散歩しそこを通りかかるたびに自分の宿命について次のようなことを考えないではいられなかった。
— 梶井基次郎 『筧の話』 青空文庫
ふたりが八幡さまの石鳥居の前を通りかかると、そこで、こまを持って、ひとりでしょぼんとしていたけん坊が、「杉、どこへいくで、遊ぼかよ。
— 新美南吉 『いぼ』 青空文庫
」 簑を着て通りかかる人が笑って云いました。
— 宮沢賢治 『虔十公園林』 青空文庫
そのかわりほんとうに一生けん命かけてる最中に気象台へ通りかかるときはうれしいねえ、風力計をまるでのぼせるくらいにまわしてピーッとかけぬけるだろう、胸もすっとなるんだ。
— 宮沢賢治 『風野又三郎』 青空文庫
作例 · 標準
近所を散歩していると、公園で友人に通りかかった。
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駅前を通ると、いつも彼に通りかかってしまう。
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旅行中、偶然通りかかったお店がとても素敵だった。
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