遺範
いはん
名詞
標準
good example set by those who came before us
文例 · 用例
ああ いのちの孤獨、われより出でて徘徊し、歩道に種を蒔きてゆく、種を蒔くひと、みづを撒くひと、光るしやつぽのひと、そのこども、しぬびあるきのたそがれに、眼もおよばぬ東京の、いはんかたなきはるけさおぼえ、ぎたる彈く、ぎたる彈く。
— 萩原朔太郎 『ぎたる彈くひと』 青空文庫
いはんや、他人に於いてをや。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
いくつもの小流れや石原を越えて、山脈のかたちも大きくはっきりなり、山の木も一本一本、すぎごけのように見わけられるところまで来たときは、太陽はもうよほど西に外れて、十本ばかりの青いはんのきの木立の上に、少し青ざめてぎらぎら光ってかかりました。
— 宮沢賢治 『鹿踊りのはじまり』 青空文庫
どうが何ぼでもいいはんて買って呉なぃ」小十郎はそう言いながら改めておじぎさえしたもんだ。
— 宮沢賢治 『なめとこ山の熊』 青空文庫
いくつもの小流れや石原を越えて、山脈のかたちも大きくはつきりなり、山の木も一本一本、すぎごけのやうに見わけられるところまで来たときは、太陽はもうよほど西に外れて、十本ばかりの青いはんのきの木立の上に、少し青ざめてぎらぎら光つてかかりました。
— 宮澤賢治 『鹿踊りのはじまり』 青空文庫
女「何ちふいはんす。
— 泉鏡太郎 『大阪まで』 青空文庫
…… 九月八日日本晴、清澄明徹いはんかたなし。
— 大田から下関 『行乞記』 青空文庫
昼飯代りに柏餅五つ、五銭は安かつた、いはんや、新聞を読まして貰ひ、マツチを貰つたに於ておやである。
— 広島・尾道 『行乞記』 青空文庫
作例 · 標準
先代社長が残した勤勉の遺範は、今も社員たちの心に深く刻まれている。
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歴史上の偉人たちの遺範から、我々は多くのことを学ぶことができる。
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彼は、亡き恩師の遺範を守り、教育者としての道を歩み続けている。
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