推進器
すいしんき
名詞
標準
propeller
文例 · 用例
また推進器の羽で水を艫部に打ち付けるためにいくぶんの振動を起すが、これは船体の枢要な箇所を丈夫にすれば大抵防がれる事になる。
— 寺田寅彦 『汽船の改良』 青空文庫
その谷がやがて、ともへ行くと推進器は空中でから回りをする。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
推進器は、飛行機のプロペラーのように空中で回転する。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
速力は今ではもう推進器の空転の危険から、ほとんど三マイルぐらいに減じられて、ただ船首を風の方向から転換しないようにのみすべての努力を尽くしていた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
舷側には双つの水車様の推進器を備へてゐた。
— 牧野信一 『淡雪』 青空文庫
だが、日が経つて、再びそんな稿を翻して見ると、無意識なる、凡々たる日録のうちにも、何か、再び廻り合せぬかの如き心の媚惑と、「物質の鉄則から釈放されたる宇宙」に向つての止め度もなき霊の推進器の飽くなき回転の響きを耳にする思ひがする、たゞ、それが春であつたがために――あゝ、わたしは、今日!
— 牧野信一 『波の戯れ』 青空文庫
いつもわたる渡良瀬川の渡しを渡って土手の上に来ると、ちょうど眼の前を、白いペンキ塗りの汚れた通運丸が、煙筒からは煤煙をみなぎらし、推進器からは水を切る白い波を立てて川をくだって行くのが手にとるように見えた。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
ランプほどの容量のエンヂンは、重い積荷のために水中ふかく姿を没してゐる推進器の翼を、水底に音を吸はせて、徐ろに廻転しはじめた。
— 牧野信一 『ダニューヴの花嫁』 青空文庫
作例 · 標準
ダイビングの際、水深計で現在の水深を確認する。
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船に搭載された水深計は、海底までの距離を正確に表示する。
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水深計の示す値を見て、我々は安全な航路を選択した。
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