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甘んずる

あまんずる
動詞-ずる変動詞-自動詞
1
標準
to content oneself with
文例 · 用例
学者が第一次近似をもって甘んずる時、世人は却って第二次近似あるいは数学的の精確を期待する場合もあり。
寺田寅彦 自然現象の予報 青空文庫
その姉のさびしい生涯を想えば、もはや月並みな若い娘らしい幸福に甘んずることは許されず、姉の一生を吹き渡った孤独な冬の風に自分もまた吹雪と共に吹かれて行こうという道子にとっては、自分の若さや青春を捨てて異境に働き、異境に死ぬよりほかに、姉に報いる道はないと思われた。
織田作之助 旅への誘い 青空文庫
わるく云えば立ち腐れを甘んずる様になった。
夏目漱石 処女作追懐談 青空文庫
型に入った批評家のために閑却され、多忙のため不公平を甘んずる批評家のために閑却されては、作家(ことに新進作家)は気の毒である。
夏目漱石 長塚節氏の小説「土」 青空文庫
物に足らざるも心に足りて、慾に充たざるも情に充ちて甘んずる、是の如きは動物に無くして人にのみ有り得るところである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
句讀訓詁の學をなして、たゞ句讀訓詁に通ずるを以て足れりとし、句讀訓詁の師たるに甘んずるやうなる學問の仕方を爲したなら、其は非で有らう。
幸田露伴 努力論 青空文庫
それに、其の態度が如何にも自信に充ちていて、言葉こそ叮寧ながら、どう見ても此方の頤使に甘んずるものとは到底思われない。
幸福 南島譚 青空文庫
これに甘んずる者ありとせむか、その婦人いかなるべき。
泉鏡花 照葉狂言 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日甘んずるについて考えている。
甘んずるという言葉は日本語で重要だ。
彼は甘んずるの意味を理解している。
この文には甘んずるが含まれている。
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