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漏斗

じょうご異読 ろうと・ロート
名詞
1
標準
funnel
文例 · 用例
白花という名を冠らせるくらいだから白くはあるが、花冠の脊には、岩魚の皮膚のような、薄紅の曇りが潮し、花柱を取り巻いた五裂した花冠が、十個の雄蕊を抱き合うようにして漏斗の鉢のように開いている。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
外を歩いてゐると、いつの間にか曇り出し小さいつむじ風が舗道の散らしビラを漏斗型に捲き上げる。
――何人か良案はないか?―― 風と裾 青空文庫
流れの最も強い下流の方には方々直径七、八|間ほどの漏斗形の大渦巻が出来ます。
寺田寅彦 瀬戸内海の潮と潮流 青空文庫
父は、臼の漏斗に小麦を入れ、おとなしい牛が、のそのそ人の顔を見ながら廻っているのを見届けてから出かけた。
黒島伝治 二銭銅貨 青空文庫
」教師はバケツの中のものを、ズック管の端の漏斗に移して、それから変な螺旋を使い食物を豚の胃に送る。
宮沢賢治 フランドン農学校の豚 青空文庫
漏斗型に電燈の被いが部屋のなかの明暗を区切っているような窓もあった。
梶井基次郎 ある崖上の感情 青空文庫
ぱっと塔のねもとからまっかな雲が八方にほとばしりわき上がったと思うと、塔の十二階は三四片に折れ曲がった折れ線になり、次の瞬間には粉々にもみ砕かれたようになって、そうして目に見えぬ漏斗から紅殻色の灰でも落とすようにずるずると直下に堆積した。
寺田寅彦 LIBER STUDIORUM 青空文庫
さあ僕等はもう黒雲の中に突き入ってまわって馳けたねえ、水が丁度|漏斗の尻のようになって来るんだ。
宮沢賢治 風野又三郎 青空文庫
作例 · 標準
自家製の果実酒を瓶に移し替える際、こぼさないように漏斗を使った。
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理科の実験で、ろ紙を折って漏斗にセットし、液体のろ過を行う。
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「ちょっと、漏斗どこに置いた?詰め替え作業ができないんだけど」
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ウィキペディア

漏斗 は、液体または粉体を口径の大きい容器から、口径の小さい穴または管を通して投入したり、液体を壁面を流下させたりする際に利用する円錐状の器具である。このような形状の器具は「じょうご」とも呼ばれる(この場合にも「漏斗」の字が充てられる)。なお、「漏斗」を字義通り平たく言うと「漏れる柄杓」である。

出典: 漏斗 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0