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常得意

じょうとくい
名詞
1
標準
regular customer
文例 · 用例
若い妓は気の毒なり、小児たちは常得意
泉鏡花 日本橋 青空文庫
二人は町外れの藍染橋の下を住居にして、そこからこの郭のうちを縄張りに、日々、常得意や、物色した行人から一銭ずつを乞い集めるのでした。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
子供持ちだというを可哀そうがって鷺町の旧家の百瀬の老妻が橋を渡らせ、鷺町へ連れて来て自分の家をも貰い先の常得意にさしたのでしたが、そのとき、他町の乞食が而も東京市と神奈川県との境を越して町を侵したというので鷺町の貰い専門の二人の乞食はいきり立ちました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
」 近江屋も山口屋も近所の町人で、いずれも常得意のうなぎ好きであった。
岡本綺堂 魚妖 青空文庫
僕は貸本屋の常得意であった。
森鴎外 ヰタ・セクスアリス 青空文庫
)であるから貸本屋の常得意の隠居さんや髪結床の職人や世間普通の小説読者よりは広く読んでいたし、幾分かは眼も肥えていた。
――坪内逍遥―― 明治の文学の開拓者 青空文庫
」 近江屋も山口屋も近所の町人で、いづれも常得意のうなぎ好きであつた。
岡本綺堂 魚妖 青空文庫
あれほど好きであった雑誌をろくろく買わず、常得意の町の本屋にもカケをこしらえない。
田山花袋 田舎教師 青空文庫
作例 · 標準
いつもご利用いただいている「常得意」のお客様に、感謝の気持ちを込めて品物をお渡ししました。
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このお店は、常連客、つまり「常得意」が多いことが、その人気を物語っている。
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彼の店は、地域住民の「常得意」に支えられ、長年愛され続けている。
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