空ける
うつける
動詞-一段動詞-自動詞頻度ランク #28556 · 青空 307 例
標準
to become empty (hollow)
文例 · 用例
そして桝から舟へセメントを空けると又すぐその樽を空けにかかった。
— 葉山嘉樹 『セメント樽の中の手紙』 青空文庫
自分が再々家を空けるので、妻は愛想を尽かしたのも無理はない。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
其の他逸る氣の癖であるとか、戻る氣の癖であるとか、暴ぶ氣の癖であるとか、空ける氣の習であるとか、亢ぶる氣の習であるとか、種々の惡い氣の習が有るものであるから、中々以て張る氣をのみ保つて居ることは難いのである。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
ちょうど、その時分、隧道と凾渠とのコンクリが、毎日打ち続けられていたので、林田は、顔に白粉を塗ったまま、コンクリート・ミキサーの練台の上に、真っ先に飛び上がって、まだ量る必要もないのに、白土の袋の口を解いて、それを舟の中に空けるのだった。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
その他、逸る気の癖であるとか、悖る気の癖であるとか、暴ぶる気の癖であるとか、空ける気(ボーとする気)の習癖であるとか、昂る気の習癖であるとか、種々の悪い気の習癖が有るものであるから、なかなか張る気だけを保つことは難しいのである。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
一杯をやつとのことで空けると、至つて酒に抵抗力の無い彼の肉体は恰もブランコにでも乗つて居るかのやうにスースーと浮いたり沈むだりしてゐるやうな気持になつた。
— 牧野信一 『公園へ行く道』 青空文庫
』 彼はまた殘の盃を傾けてやつと手を空けると、急に嬉しさうに相好を崩して手の平をこすつた。
— 水野仙子 『醉ひたる商人』 青空文庫
毎日野良へ出なけりゃなんねえし、また兵隊の召集で、一月も小舎を空けることもあるべえに」 ジャンはもう、母親の言葉なんか聞いてはいなかった。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『麦畑』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to relax from a tense situation into a vacant or absent minded state
作例 · 標準
例句