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蒸し菓子

むしがし
名詞
1
標準
steamed confection (e.g. manjū, uirō, steamed yōkan)
文例 · 用例
ガラス製の立派な箱が十五、六、その広い鋪に並べてあって、その中には、外国人がクリスマスに食べるようなパイや、その他種々な生菓子が並べてあると、一方の棚の中には、栗饅頭や、金つばや、鹿の子などという東京風の蒸し菓子が陳列してあった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
できれば、上等の蒸し菓子の中へ入れる餡だけが食べたくなった。
葉山嘉樹 海に生くる人々 青空文庫
クリストフの誕生日には、大きな蒸し菓子をこしらえ、その上にたくさんの蝋燭を立て、まん中にはギリシャ風の服装をした小さな砂糖人形をすえた。
JEAN-CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
家へ帰る前に菓子屋へ寄って、町の名物たるある蒸し菓子を注文した。
JEAN-CHRISTOPHE ジャン・クリストフ 青空文庫
汗を拭って衣服を替え、千之助の案内で客間へ行くと、既に席が設けてあるし、見事な蒸し菓子が出ていた。
山本周五郎 おもかげ抄 青空文庫
六 家へ帰って来た孫次郎は、そのまま仏間へ入って経机の上へ菓子の包を供えると、崩れるように其所へ坐って、「椙江」 せきあげるように云った、「そなたの好きな蒸し菓子だぞ、そなたの好きな……」 う、う、と喉を絞る嗚咽。
山本周五郎 おもかげ抄 青空文庫
「生前あれほど欲しがっていた菓子が、今になって手に入った、そなたが死んだ今になって二百石の仕官、――今になってこの蒸し菓子がなんになる、二百石がなんになる。
山本周五郎 おもかげ抄 青空文庫
むしがしを使ひのものに持つて行つてもらひ、手紙を付けてやりました。
上村松園 思ひ出 青空文庫
作例 · 標準
お茶請けに、京都から取り寄せた季節の蒸し菓子をいただいた。
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母が作る手作りの蒸し菓子は、素朴で優しい甘さがする。
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店頭には色とりどりの蒸し菓子が並び、どれを買おうか迷ってしまう。
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