急信
きゅうしん
名詞
標準
urgent message
文例 · 用例
此の急信は××年××月××日、午後三|時に屆いたので、民子は蒼くなつて衝と立つと、不斷着に繻子の帶引緊めて、つか/\と玄關へ。
— 泉鏡花 『雪の翼』 青空文庫
「でも私だけでは、到底目的を達せそうもありませぬ」「ウン、そうでもあろうが……」「仲間のなかから、至急信用の置けるのを選びましては……」「いかんよ、それは……。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
山岸中尉は、テレビジョンの幕の上にうつる望月大尉の急信号により、望月艇が、異変にぶつかったことを知った。
— 海野十三 『宇宙戦隊』 青空文庫
我々が名乗りをあげるや否や、彼は、文部卿の西郷将軍から手紙を、また文部大輔から急信を受取っている、そしてよろこんで我々を助けるといった。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫
もし米軍が日本の電波状況を傍受していたなら、此の突如として巻き起った電波の嵐を、――大島から横鎮へ、横鎮から全国へ、部隊から部隊へ、ひっきりなしに打ち廻された作戦特別緊急信の大群を、何と解釈しただろう。
— 梅崎春生 『桜島』 青空文庫
私が当直に立っているとき、交替時の直ぐ前だったか、緊急信が一通来た。
— 梅崎春生 『桜島』 青空文庫
作例 · 標準
戦場からの急信によると、味方の部隊が包囲網を突破したとのことだ。
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「至急、急信あり!」伝令が息を切らしながら、将軍の幕舎に駆け込んできた。
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故郷の父が危篤だという急信を受け、彼は慌てて帰省の準備を始めた。
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