饂飩
うどん異読 うんどん
名詞頻度ランク #41763 · 青空 340 例
標準
udon
文例 · 用例
」 下駄屋の前を通って、四ツ角を空の方へ折れたところで、饂飩屋にいたスパイがひょっこり立って出て来た。
— 黒島傳治 『鍬と鎌の五月』 青空文庫
スパイは、饂飩屋で饂飩を食って金を払わない。
— 黒島傳治 『鍬と鎌の五月』 青空文庫
饂飩屋も、お湯屋も、煙草屋も、商売の一寸した手落ちにケチをつけられて罰金沙汰にせられるのが怖い。
— 黒島傳治 『鍬と鎌の五月』 青空文庫
湯気がふつと分れて、饂飩がする/\と箸で伸びる。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
薄い髪の、かじかんだお盥結びで、襟へ手拭を巻いて居る、……汚い笈摺ばかりを背にして、白木綿の脚絆、褄端折して、草鞋穿なのが、ずつと身を退いて、トあとびしやりをした駅員のあとへ、しよんぼりと立つて、饂飩へ顔を突込むだ。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
白河の雨の夜ふけに、鳴立つて蛙が売る、卯の花の影を添へた、うまさうな饂飩は何うもやめられない。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
饂飩を庇つたのではない。
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
では、汽車の中に一人踞つて、真夜中の雨の下に、鍋で饂飩を煮る形は何だ?
— 泉鏡太郎 『銀鼎』 青空文庫
作例 · 標準
例句