白雉
はくち
名詞
標準
Hakuchi era (650.2.15-654.10.?)
文例 · 用例
大分にて白雉城お濠の蓮のほの紅に朝眼よろしも妻がふるさと母びと母びとはかなしかるかな。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
ただこゝに「白雉図」があり、「素秋」があるといふことを発見して、華楊の人知れぬ勉強ぶりをこれらの作品から求めることができ、華楊再認識の手懸りともなるのである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
「葉桜」や「畑」の徹底的写実の方法とは別に、そこには開拓された別な境地を「白雉図」や「素秋」から発見することができる。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
この作品は「白雉図」に於いては、平面的であるが、素秋に於いては、全く立体的、空間的なのである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
間人連老は孝徳天皇紀|白雉五年二月遣唐使の判官に「間人連老」とあるその人であろう。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
されば孝徳天皇白雉五年に、唐国に使いして多くの文書宝物を得て帰った吉士長丹の労を嘉して位を陞し、封二百|戸を給し、呉氏の姓を賜わった如きは、唐国をクレと称し、そのクレ国に使いしたことを記念したためであるに外ならぬ。
— 喜田貞吉 『国号の由来』 青空文庫
また日本書紀孝徳天皇白雉五年の条に、遣唐使判官|中臣間人連老という名が見えていて、中臣氏の庶流にも間人姓のものがあった事を示している。
— 喜田貞吉 『間人考』 青空文庫
嶋は冠位こそまだ大錦下を拝したばかりの式務省の一吏官にすぎなかつたが、白雉五年の遣唐使随員のうちに加へられ、したしくその肺に洛陽の空気を吸つて来た男である。
— 『白鳳』第一部 『春泥』 青空文庫
作例 · 標準
白雉年間は、日本の歴史において飛鳥時代にあたる650年から654年の期間を指す。
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白雉改元の故事は、『日本書紀』に記されている吉祥の出来事だ。
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白雉の時代には、孝徳天皇が難波長柄豊碕宮に遷都したとされている。
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