通り抜ける
とおりぬける
動詞-一段動詞-自動詞頻度ランク #32849 · 青空 841 例
標準
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文例 · 用例
この「上野の山の腹わた」を通り抜けると、ぱっと世界が明るくなる。
— 寺田寅彦 『猫の穴掘り』 青空文庫
完全に裸体で豊満な肉体をもった黒髪の女が腕を組んだまま腰を振り振り舞台の上手から下手へ一直線に脇目もふらず通り抜けるというものすごい一景もあった。
— 寺田寅彦 『マーカス・ショーとレビュー式教育』 青空文庫
林を通り抜けると、そこが嘉ッコの家の豆畑でした。
— 宮沢賢治 『十月の末』 青空文庫
そうして燈火も何もつけない短かい廊下を通り抜けると正面の真暗な室のマン中に立たされた。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
ただ自分が何かの問題にまともにぶつかって、そのほうの必要からこれらの知識を通り抜ける時に、すべての空虚な知識が体験の糸に貫ぬかれて始めて生きて連結して来る。
— 寺田寅彦 『写生紀行』 青空文庫
……「……姐さん、ここの前を右へ出て、大な絵はがき屋だの、小料理屋だの、賑な処を通り抜けると、旧街道のようで、町家の揃った処がある。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
何やら氣が退けて、甚く其處らを憚りながら、急足で長屋の通路を通り抜けると……兩側に十軒の長屋が四軒まで空家になってゐて、古くなツた貸家札は、風に剥がれて落ちさうになツてゐた。
— 三島霜川 『昔の女』 青空文庫
次から次へと通り抜ける電車の轟きや、自動車のサイレンに全神経を脅かされる上に、薄いホコリが絶え間なく群集の足の下をくぐって彼の顔に迫って来るので、彼は口を利くどころか、息を吐く隙さえないくらいであった。
— 夢野久作 『童貞』 青空文庫
作例 · 標準
狭いゲートを通り抜けて、秘密の庭に入った。
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風が窓の隙間を通り抜ける音が聞こえる。
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彼は人ごみを縫うようにして、素早く通り抜けた。
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