うんざり
うんざり異読 ウンザリ
副詞副詞-と動詞-サ変頻度ランク #10487 · 青空 606 例
標準
tedious
文例 · 用例
幼少の頃から、その繪姿には、うんざりするくらゐたくさんお目にかかつて來たが、その實物に面接するの光榮には未だ浴してゐないのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
こんな事を書いてゐながら、私は、私の記述の下手さ加減、でたらめに、われながら、うんざりする。
— 太宰治 『小照』 青空文庫
しかし、これから、さき、なおどれだけ自分の意志の反してパルチザンを追っかけさせまわらされるか量り知れない自分にはうんざりせずにいられなかった。
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
二年兵の食器洗い、練兵、被服の修理、学科、等々、あとからあとへいろ/\なことが追っかけて来るのでうんざりする。
— 黒島傳治 『入営前後』 青空文庫
こういう兵営で二カ年間辛抱しなければならないのかと思うと、うんざりしていた。
— 黒島傳治 『入営前後』 青空文庫
湯ヶ|原も可いが此頃の天氣じやアうんざりするナア』『君は如何したのだ。
— 国木田独歩 『湯ヶ原ゆき』 青空文庫
それを思うとうんざりした。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
銭湯を出て、橋を渡り、家へ帰って黙々とめしを食い、それから自分の部屋に引き上げて、机の上の百枚ちかくの原稿をぱらぱらとめくって見て、あまりのばかばかしさに呆れ、うんざりして、破る気力も無く、それ以後の毎日の鼻紙に致しました。
— 太宰治 『トカトントン』 青空文庫