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隔てる

へだてる
動詞-一段動詞-他動詞頻度ランク #40462 · 青空 2523
1
標準
to separate (by distance, time, etc.)
文例 · 用例
それを政夫さん隔てるの嫌になったろうのと云うんだもの、私はほんとにつまらない……」 民子は泣き出しそうな顔つきで僕の顔をじいッと視ている。
伊藤左千夫 野菊の墓 青空文庫
そうして、いつのまにか映画と実際との二つの世界の間を遠く隔てる本質的な差違を忘れてしまっているのである。
寺田寅彦 映画の世界像 青空文庫
あまりに遠く隔てると互いに呼びかわすその声が、美しい丸みを持って自分の声とは思えないほどだ。
有島武郎 フランセスの顔 青空文庫
」 と米は傍から押隔てると、敵手はこれなり、倉は先を取られた上に、今のお懸けなさいましで赫となっている処。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
土間無く、天井無く、障子|襖無く、壁一重にて隣を分ち、大戸一枚道路を隔てる、戸に接してわづかに三畳|乃至五六畳の一室あるのみ。
泉鏡花 貧民倶楽部 青空文庫
四 飯坂と、此の温泉は、橋一つ隔てるのであるが、摺上川を中にして兩方から湯の宿の裏の、小部屋も座敷も、お互に見え合ふのが名所とも言ふべきである……と、後に聞いた。
泉鏡太郎 飯坂ゆき 青空文庫
親仁との間は、隔てる草も別になかった。
泉鏡花 春昼 青空文庫
後でまた渡を越えなければならない路ですがね、橋から見ると山の位置は月の入る方へ傾いて、かえって此処から言うと、対岸の行留りの雲の上らしく見えますから、小児心に取って返したのが丁ど幸と、橋から渡場まで行く間の、あの、岩淵の岩は、人を隔てる医王山の一の砦と言っても可い。
泉鏡花 薬草取 青空文庫
作例 · 標準
東京と大阪を隔てる距離も、今では新幹線でわずか二時間半の道のりだ。
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十年という歳月を隔てて再会したかつての恋人は、すっかり見違えていた。
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大西洋を隔てた二つの国が、最新の通信技術で瞬時に情報をやり取りしている。
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2
標準
to interpose
作例 · 標準
会議室を隔てるガラス張りの壁には、視線を遮るためのすりガラス調のフィルムが貼ってある。
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テーブルを隔てて向かい合い、私たちは静かに今後のことについて話し合った。
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寝室とリビングを隔てるために、天井から厚手のカーテンを吊るした。
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3
標準
to alienate
作例 · 標準
些細な誤解が、あんなに仲の良かった二人の仲を隔てる原因になってしまった。
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遺産相続のトラブルが兄弟の間を深く隔て、二度と会うことはなかった。
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身分の違いが二人を隔てていた時代には、自由な恋愛など許されなかったのだ。
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隔てる(へだてる) — 幻辞.com