隔たる
へだたる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to be distant
文例 · 用例
と思ふ内に、車は自分の前、ものの二三|間隔たる處から、左の山道の方へ曲つた。
— 泉鏡花 『星あかり』 青空文庫
「愛憐詩篇」と「郷土望景詩」とは、創作の年代が甚だしく隔たるために、詩の情操が根本的にちがつてゐる。
— 萩原朔太郎 『純情小曲集』 青空文庫
蟹田と金木と相隔たる事、四角形の一辺に過ぎないのだが、その間に梵珠山脈があつて山中には路らしい路も無いやうな有様らしいので、仕方なく四角形の他の三辺を大迂回して行かなければならぬのである。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
と思う内に、車は自分の前、ものの二三|間隔たる処から、左の山道の方へ曲った。
— 泉鏡花 『星あかり』 青空文庫
門の柳の散る中に、つないだ駒はなかったが、細流を織る木の葉は、手綱の影を浮かして行く……流に添った片側の長い土塀を、向うに隔たる、宗参法師は、間近ながら遥々と、駅路を過ぐる趣して、古鼠の帽子の日向が、白髪を捌いたようである。
— 泉鏡花 『菊あわせ』 青空文庫
曲り角でひよつと逢ふ時それが口輕な女房であれば二三|歩行り過しては「どうしたえ、勘次さん彼女げ焦れたんぢやあんめえ、尤も年頃は持つゝけだから連つ子の一人位は我慢も出來らあな、そんだがあれつ切り來なくなつちやつて困つたな」と遠慮もなく揶揄うては、少し隔たると態と聲を立てゝ其の句を唄つたりする。
— 長塚節 『土』 青空文庫
そのうえ、丁度空気の受けた波動が、空間の隔たるに従って微かになるように、この心理上の変動も、時間の立つに従って薄らいだ。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
これだけ貞世から隔たると葉子は始めて少し気のゆるむのを覚えて、腹部の痛みで突然目をさますほかにはたわいなく眠るような事もあった。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
作例 · 標準
二人の考え方はあまりにも隔たっていて、議論は平行線のままだった。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
故郷から遠く隔たった南米の地で、彼は新しい事業を立ち上げた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview
予想と実際の結果が大きく隔たっていたため、計画の根本的な見直しを迫られた。
幻辭AI · gemini-3.1-pro-preview