放送員
ほうそういん
名詞
標準
announcer
文例 · 用例
例えば放送員の話術など、日本国中の人間の耳が一人残らずたこになってしまうくらい、十年一日の型を守っている。
— 織田作之助 『神経』 青空文庫
戦争が終って間もなく、ある野外音楽会の実況放送があったが、紹介の放送員はさすがに戦争中と異った型を出そうとしたらしく、「ここ何々の音楽堂の上の青空には、赤トンボが一匹スイスイと飛んでおりまして、まことに野外音楽会にふさわしい絶好の秋日和でございます」と猫撫声に変っていた。
— 織田作之助 『神経』 青空文庫
しかし放送員の新機軸は認めることにした。
— 織田作之助 『神経』 青空文庫
新機軸を出そうとした放送員は、芸もなく昔の野球放送の型を踏襲していたに過ぎなかったのだ。
— 織田作之助 『神経』 青空文庫
ところで、野球のやうな忙しい放送には技巧の余地も少いだらうが、相撲の立会の時間などは放送員の腕の見せ場だと思はれるのに何等新工夫の気配がない。
— 坂口安吾 『相撲の放送』 青空文庫
舞楽台や読経座の傍に拡声機をつけ、袈裟衣の僧侶が放送員さながらに式の次第を告げるのはまだしも、舞楽読経から奉讃文朗読まで悉く拡声機をとほして境内一杯にひゞかせようといふ。
— 龜井勝一郎 『君臣相念』 青空文庫
作例 · 標準
運動会の昼休み、放送員がお弁当の連絡をアナウンスした。
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彼女は中学校で放送委員会に所属し、将来は放送員になりたいと思っている。
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駅のホームで、列車の遅延を知らせる放送員の切羽詰まった声が響いた。
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